GM(General Motors)は8月1日、2019年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は381万7663台。前年同期比は8.3%減だった。
国別の実績では、中国が156万7899台にとどまり、前年同期比は15%減とマイナスに転じた。米中の貿易戦争による関税引き上げの影響を受けた形となる。
地元の北米は上半期、165万0552台を販売した。前年同期比は5.1%減と、2年ぶりに前年実績を割り込む。このうち、地元の米国では、4.2%減の141万2499台を売り上げた。シボレーブランドでは、SUVの『エクイノックス』が11.4%増の17万4157台と好調。フルサイズSUVの『タホ』も、6.5%増の5万3795台と伸びた。
南米は上半期、31万7989台を販売した。前年同期比は4.1%のマイナスだった。欧州はオペルのPSAグループへの売却以降、販売は減少しており、上半期は1937台にとどまる。前年同期比は1.9%減だった
ロシアなど、その他の世界市場では上半期、27万9286台を販売した。前年同期比は13.2%増と回復を果たす。
GMの2018年の世界新車販売台数は、838万4482台。前年比は12.7%減と、2年連続で前年実績を下回っている。
GM世界販売、8.3%減の381万台 2019年上半期
2019年08月02日(金) 13時30分
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