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警察庁は7月22日、2019年上半期(1〜6月)の道路交通違反の取締り状況を発表した。それによると総取締り件数は前年同期比5.5%減の369万6266件だった。

違反別では、飲酒運転が同5.3%減の1万2441件だった。このうち、酒酔い運転が同21.0%減の230件、酒気帯び運転が同4.3%減の1万2211件だった。

最高速度違反が同9.0%減の56万5602件、信号無視が同5.7%減の32万3110件だった。

トラックなどの過労運転取締りを強化したこともあって過労運転などは同34.1%増の55件と急増した。歩行者妨害は同27.1%増の11万0252件、一時不停止が同1.9%増の65万6137件だった。

積載違反は同3.2%減の6325件、整備不良が同5.2%減の1万0839件となった。道路交通法改正で厳罰化される携帯電話の使用は同11.1%減の38万4758件と減った。

駐車禁止場所違反は同4.8%減の9万0432件、駐停車禁止場所違反が同2.8%減の1万4687件だった。座席ベルト装着義務違反は同13.0%減の31万4124件、幼児補助装置使用義務違反が同17.5%減の3万4740件だった。