アウディツインカップ世界大会で初の総合優勝を飾った日本代表チーム《画像:アウディジャパン》

アウディジャパンは、7月18日・19日の2日間、ドイツで開催されたサービス技能コンテスト「第15回 アウディ ツイン カップ ワールド チャンピオンシップ」にて、日本代表チームが総合部門で初優勝を飾ったと発表した。

アウディツインカップは、アウディ正規ディーラーのサービス品質向上を目的とした技能コンテスト。テクノロジーとサービスの2部門とツイン(総合)部門で競われ、ツインカップという名称もそれに由来。全世界で毎年開催しており、各国の優勝チームは、その国の代表としてワールドチャンピオンシップに出場し、アウディサービス世界一の座を競う。

3月に開催された日本大会では、テクノロジー部門23名、サービス部門13名が出場。テクノロジー部門では、優勝したアウディ芝浦の齋藤勇氏をはじめ、アウディ大阪中央の栗本健太氏、アウディ徳島の山田敬太氏の3名が、サービスアドバイザー部門では優勝したアウディ京都南の中山宏起氏をはじめ、アウディ川越の中島稔氏、アウディ足立の城山裕明氏が日本代表チームとして、アウディツインカップワールド チャンピオンシップへの切符を手にした。

今回、アウディ ジャパンは初のツインカップ獲得をめざし、昨年までチーム別の対抗戦だったテクノロジー部門を個人戦に変更。異なる販売店に所属する上位3名を日本代表に選出する形を取った。また、テクノロジー、サービスともに日本大会に出される課題の量を増やし、より広範かつ高度な技能を持つ選手が確実に上位に入るように競技を変更した。さらに、世界大会出場者に対しては、4回のべ15日間に渡る強化合宿で技能とチームワークを磨き、世界大会のシミュレーションを徹底的に実施。テクノロジーチームの3名には2日間の特別講習も追加で行った。

15回目となる今年のアウディ ツイン カップ ワールド チャンピオンシップには、29か国から57チームが参加。日本代表チームはこれらの強化策によって鍛えられた技術で他国を圧倒。念願のツイン部門初優勝を果たし、日本のアウディ販売店のサービス技術の高さを世界に示した。

なお、サービス部門はドイツが、テクノロジー部門はトルコが、それぞれ優勝を飾っている。