日野自動車は、小型バス『日野リエッセII』を改良し、平成28年排出ガス規制に対応して8月1日に発売する。
今回の改良では、排出ガスのさらなるクリーン化を実現するため、エンジン各部の協調制御を適正化するとともに、排出ガス後処理システム「DPR+尿素SCR」を採用。大気汚染の原因となるPM(粒子状物質)とNOx(窒素酸化物)を除去し、全車で2015年度燃費基準を達成する。
また、顧客ニーズに対応し、ロング車(全長7m)よりさらに長いスーパーロング車(全長7.7m)を一部グレードに新規追加設定。用途に合わせたシートレイアウトや、車いすリフト車等に架装するためのベースとして選択できる。
このほか、PCS(プリクラッシュセーフティシステム)、車線逸脱警報、オートマチックハイビームといった先進安全機能も従来通り全車に標準装備。万一車両が横転した場合でも車内空間を確保し乗客の安全に貢献できるようボデー剛性を強化するなど、クラストップレベルの安全対策に積極的に取り組んでいる。
価格はN04C-WA(150ps)エンジン+5速MT、29人乗りのEXグレードが886万4640円など。
日野、小型バス リエッセII を改良 平成28年排出ガス規制に対応
2019年07月22日(月) 13時45分
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