スキャンツールの概要《画像 国土交通省》

国土交通省は、自動車整備技術の高度化を図り、次世代自動車の省エネ性能維持を推進するため、自動車整備事業者に対してスキャンツールの導入を支援すると発表した(12日)。

整備事業者がスキャンツール本体またはPCなどからインターネットを通じて外部に情報を送信できるなど、一定の要件を満たすスキャンツールを新たに購入する場合の経費の一部を補助する。

補助率は3分の1で、1事業場あたりの補助上限額は15万円とし、交付決定前に購入した機器は補助の対象外となる。

対象は自動車分解整備事業者、優良自動車整備事業者、自動車整備士のいる自動車関連施設で自動車の点検を含む事業を行う事業者。

支援を受けた事業者は20台以上の車両にスキャンツールを使用して診断データなどを報告しなければならない。

支援先を公募する。期間は7月24日から10月31日までで、補助申請の合計額が予算額に達した場合、公募期間内であっても公募は終了する。

OBDとスキャンツールの活用《画像 国土交通省》