日産自動車は7月9日、全国の大学生・大学院生を対象に、新たなモビリティサービスを企画、実行する「フューチャー モビリティ コンテスト」を開催すると発表した。
100年に1度の変革期を迎えている自動車業界は、単なる移動手段としてクルマを提供するだけではなく、各種のモビリティサービス事業も展開している。今回、日産では、学生を対象に、既存の枠組みを超えた未来のモビリティ社会の実現を目指すチャレンジャーを募集し、学生自身が新たなモビリティサービスの企画から実行までを実践するビジネスコンテストを開催する。
同コンテストは、学生に新たな企画を自ら考え実行する楽しさや、実際のビジネスの難しさなどを学んでもらうこと、さらに、社会や顧客に新たな価値を提供する喜びを体感してもらうことが目的。優勝チームには、実行資金として300万円を提供し、採用された提案を自分たちの手でビジネス化してもらう予定だ。
応募資格は全国の大学生・大学院生(1グループ1〜5名)で、新しいビジネス、サービスを生み出すことに挑戦したい人。予選のエントリー期間は7月24日までで、モビリティやイノベーションへの熱い想い、ビジネスコンテストに対する意気込みなど、それぞれの個性をアピールしたオリジナリティ溢れる動画を提出する。本選ではオリエンテーションで提示されたテーマに対し、企画提案のプレゼンテーション資料を提出。9月末 日産自動車グローバル本社でのプレゼンテーションで最終選考を行なう。
新モビリティサービス企画コンテスト、日産が開催 採用案はビジネス化
2019年07月10日(水) 11時15分
関連ニュース
- 日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表 (03月28日 18時15分)
- 東京E-Prix開催で日産自動車が公式パートナーに…フォーミュラE (03月21日 18時45分)
- ダットサンのスポーツカー:フェアレディは外せない…日産自動車の創立90周年 (12月26日 06時45分)
- 日産自動車創立90周年、源流のひとつが「プリンス自動車工業」 (12月25日 20時00分)