Tunas Ridean社のRico Adisurja Setiawan社長(左)とGMSの中島徳至代表(右)《画像:グローバル・モビリティ・サービス》

グローバル・モビリティ・サービス(GMS)は7月1日、インドネシア現地法人を通じて、同国内の独立系ディーラー最大手Tunas Ridean社と業務提携を締結したと発表した。

GMSは、ローンやリースの入金滞納や指定エリアからの車両逸脱など、一定の条件に抵触すると、約1秒間で世界中の該当車両を起動できないよう制御できる、次世代テレマティクスシステム「MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)」を開発。従来はローンやリースの審査に通過できなかった人々でも車を購入し、就業機会の獲得、および所得の向上を実現している。

一方、Tunas Ridean社は、インドネシアのモビリティ業界にて、トヨタ、ダイハツ、ホンダ、BMWをはじめとする自動車を販売。年間販売台数は独立系ディーラー最大の約4万5000台で、その他にファイナンスやレンタカーなどのサービスも提供し、約1200億円の年間売上高があるインドネシアを代表する企業だ。

今回の業務提携により、両社はライドシェアサービスが普及するインドネシアで、次世代テレマティクスシステムを使った車両の安定的な供給を実現し、より多くのライドシェアサービスやタクシードライバーへのサポート体制構築を目指していく。