日産リーフe+《写真 日産自動車》

日産自動車は6月18日、一部国内販売会社の店舗にて、電気自動車(EV)『日産リーフ』購入者を対象とした家庭用電力の代理販売を今年度後半より開始すると発表した。

新サービスの開始にあたり、まずはエネクスライフサービス(伊藤忠エネクスグループ)、出光興産(トレードネーム:出光昭和シェル)、Looop(ループ)の3社の小売電気事業者との協業を行う。

日産では、EVユーザーの自宅での充電の利便性を高めるため、より安価な充電が可能となる電気料金プランの提供を目指して各小売電気事業者との交渉を進めてきた。エネクスライフサービスとは、2年前から大阪の日産販売会社にて、家庭用電力を販売。また出光昭和シェルでは、ガソリン車ユーザー向けの特典に加え、今年度4月より新たにEVユーザー向けの電気料金プランの提供を開始。さらにLooopとは、昨年度よりEVユーザー向けの基本料金0円の電気料金プランの提供に向けて実証実験を行ってきた。

今回発表した電力の代理販売では、これまで各社と連携しながら蓄積したノウハウを活用し、各販売会社に随時展開することで、ユーザーにより快適なカーライフの提案を行う。