ヤマハ発動機 DFR-36FB《写真 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は、マリンディーゼル搭載のオフショア・フィッシングボート「DFR-36HT」(ハードトップ)および「DFR-36FB」(フライングブリッジ)の仕様を変更し、6月10日より順次受注を開始した。

DFR-36HTおよびDFR-36FBは、外洋航行に対応する優れた走行性能、釣り機能性と居住性を併せ持つ本格的フィッシングボート。今回の仕様変更では、マリンディーゼル「D8-550」(VOLVO PENTA社製)の搭載で従来比50馬力の出力アップを果たすとともに、船底形状の変更を施し、エンジンとのマッチングを最適化。より高い航走性能を実現した。また、DFR-36FBには最新式のトリムタブ「ダイナミックトリムコントロールシステム」(Zipwake社製)を採用。加速補助、旋回時のヒール補正、追い波時の安定性を自動制御する。

そのほか、多機能カラー液晶ディスプレイや、微速装置とFSR(フィッシングサポートリモコン)のシステムを融合させ、超低速域での操船を可能とした「スーパースローリモコン」を標準装備とするなど、操船時やフィッシングの場面において快適性と利便性を追求。さらにエクステリアおよびインテリアのグラフィックやカラーリングを変更するなどしてイメージの刷新を図っている。

価格(税別)はDFR-36HTが2886万7250円、DFR-36FBが3547万3750円。