2019年のピレリ スーパー耐久シリーズ第3戦「SUPER TEC 富士24時間レース」が5月31日に開幕。初日に行われた公式予選で、ST-XクラスのNo.300 TAIROKU RACING GT-R GT3が総合ポールポジションを獲得した。
昨年から復活した国内唯一の24時間レース。今年も全8クラスで合計48台のマシンがエントリーした。なかには現役のSUPER GTドライバーたちもスポット参戦するなど話題を集めている。
この日は曇り空のなかで公式予選が行われたが、他を圧倒する走りを見せたのが300号車のGT-R。Aドライバーの山口大陸が1分39秒538でコースレコードを更新したかと思えば、Bドライバーのハリソン・ニューウェイは1分38秒321の驚異的なタイムをマーク。2人合計で3分17秒859を記録し今季初のポールポジションを獲得した。2番手には昨年の富士24時間ウィナーであるNo.1 GTNET GT3 GT-R、3番手にはNo.83 X WORKS Audi R8がつけた。
またGT4車両で争われるST-Zクラスは今年3台がエントリー。No2 ケーズフロンティア SYNTIUM KTMが今季2度目のポールポジションを獲得。ST-TCRクラスでは昨年王者のNo.97 Modulo CIVICが今季初のポールポジションを勝ち取った。
その他、ST-1クラスではNo.47 D’station Porsche、ST-2クラスは59 DAMD MOTUL ED WRX、ST-3クラスは#68 埼玉トヨペットGreenBrave GR SPORT マークX、ST-4クラスは#86 TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスは#101 ヒロマツデミオがポールポジションを獲得している。
なお、ST-4クラスに参戦するNo.104 ROOKIE RACING 86からは“モリゾウ”ことトヨタの豊田章男社長もエントリー。今回は夜間走行ができないFドライバー枠で登録となっているが、決勝レース中どこかのスティントを担当する可能性がありそうだ。
注目の富士24時間レースは6月1日15時00分にスタートが切られ、ちょうど24時間後の6月2日15時00分にゴールを迎える予定だ。
【スーパー耐久 富士24時間】公式予選はTAIROKU RACING GT-Rがポールポジション、ST-4クラスではモリゾウも参戦
2019年05月31日(金) 21時48分
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