メルセデスベンツ Gクラス 新型《photo by Mercedes-Benz》

ダイムラー(Daimler)は5月22日、ドイツで年次株主総会を開催し、2019年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は77万3800台。前年同期比は4%減だった。

総販売台数77万3800台のうち、主力のメルセデスベンツ乗用車は55万5300台。前年同期比は7%減と減少に転じた。

第1四半期の市場別実績では、欧州が23万5300台を販売した。前年同期比は4%減とマイナスに転じる。このうち、地元ドイツは7万8100台で、前年同期比は1%減と前年実績を下回る。中国は第1四半期、17万3200台を販売。前年同期比は3%増とプラスを維持した。一方、米国は6万4300台にとどまり、前年同期比は9%減と引き続き落ち込む。

メルセデスベンツブランドでは、『Aクラス』『Bクラス』『CLA』などのコンパクトカーが第1四半期、合計で新記録となる10万8800台を販売した。前年同期比は11%増と伸びる。SUVは第1四半期、16%減の17万8600台と後退。そんな中、新型を投入した『Gクラス』は、53%増と好調だ。

メルセデスベンツ商用車は第1四半期、9万7000台を販売。前年同期比は4%増だった。ダイムラートラックは第1四半期、11万5900台を販売。前年同期比は2%増と堅調だった。北米が前年同期比17%増と増加し、4万7800台を販売。欧州も前年同期に対して10%増と伸び、1万9000台を販売している。

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