マルチスズキのデジタル販売店「アリーナ」

スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は5月15日、新ディーラーネットワークの「アリーナ」が、立ち上げから2年足らずで400店舗に拡大した、と発表した。

マルチスズキは2017年8月、アリーナのインド第1号店を開業した。インドのユーザーのおよそ8割が、新車購入前にインターネットで情報を収集している。そこで、マルチスズキのアリーナ店では、ショールームに用意したタッチパネルを通して、ユーザーが車両やパーソナライズに関する情報にアクセスできるようにするなど、デジタルディーラーとしているのが特長だ。

マルチスズキは今回、この新ディーラーネットワークのアリーナが、立ち上げから2年足らずで400店舗に拡大したと発表した。アリーナ店は現在、インドの278都市に拠点を置いている。

マルチスズキはアリーナ以外に、高級車の「ネクサ」、商用車と、3種類のディーラーネットワークをインドで展開。インド国内では1860を超える都市に、合計で2940のショールームを運営している。