アウディのテクノロジーパーク起工式

アウディ(Audi)は5月13日、ドイツ・インゴルシュタット市と戦略的提携を結び、テクノロジーパークの建設を開始した、と発表した。

アウディは2019年から2023年末にかけて、eモビリティ、デジタル化、自動運転のためにおよそ140億ユーロを投資する計画だ。これには工場など有形固定資産への投資や研究開発費が含まれている。全体として、今後5年間の総投資額は、およそ400億ユーロに達する。

アウディは、ブランド初の市販EVの『e-tron』を皮切りに、今後数年間に数多くの電動パワートレイン車を発売する計画だ。2025年までには、約20の電動化モデルを投入し、そのうちの約半数は、EVになる予定。同時に、アウディは自動車や工場のデジタル化を進めており、たとえば「オンデマンドでの機能追加」といった新しいデジタルサービスによるビジネスモデルも拡大する。

アウディは今回、ドイツ・インゴルシュタット市と戦略的提携を結び、テクノロジーパークの建設を開始したと発表した。インゴルシュタット市には、アウディの本社がある。テクノロジーパークは、インゴルシュタットの最初の石油精製所の跡地に建設されるもの。第1段階のプロジェクトは2023年に完成する予定で、イノベーションキャンパスになる、としている。

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