三菱自動車は5月9日、指名委員会等設置会社に移行すると発表した。6月下旬に開催する第50回定時株主総会で議案を提出する。カルロス・ゴーン前会長の事件を受けてガバナンス体制を強化する。
同社では、特別背任罪などで起訴されているゴーン前会長の事件を受けて、コーポレートガバナンスの強化を図ることが必要と判断した。監督と執行の分離を明確化し、経営の健全性・透明性確保に向けて監督強化、危機管理の徹底を図りながら、環境変化に素早く対応する迅速な業務執行を実現していくために、指名委員会等設置会社に移行する。
同社の筆頭株主の日産自動車も指名委員会等設置会社に移行する予定。
三菱自動車は第50回定時株主総会で移行に必要な定款変更について承認を得て、同日付で指名委員会等設置会社へ移行する。委員などの人選は今後発表する。
三菱自動車、指名委員会等設置会社へ移行 ガバナンス強化
2019年05月10日(金) 11時00分
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