三菱自動車は5月9日、2019年3月期(2018年4月〜2019年3月)の連結決算を発表。全地域で好調な販売を背景に、売上高は前年比14.7%増の2兆5146億円。営業利益は同13.9%増の1118億円、2期連続の増収増益となった。
2019年3月期のグローバル販売台数は、同13%増の124万4000台となった。アセアン地域では『エクスパンダー』がインドネシアだけでなく、フィリピン、タイ、ベトナムでも販売を開始したことで、同17%増の31万8000台。日本市場では『エクリプス クロス』や『アウトランダーPHEV』、新型『デリカD:5』が販売増を牽引し、同7%増の10万5000台となり、回復基調が続いている。加えて、2018年度末には新型軽自動車『eKワゴン』『eKクロス』を発売、今期も好調の持続が期待できる。また、主力地域であるオセアニア、注力地域である北米・中国他なども含め、全地域で販売台数が前年度を超え、期初公表の通期見通しを概ね達成した。
この結果、売上高は同14.7%増の2兆5146億円。営業利益は同13.9%増の1118億円、経常利益は同8.8%増の1199億円、純利益は同23.5%増の1329億円となった。
2019年度のグローバル販売台数は、前年度比5%増の130万5000台を見込む。今期の業績見通しは、売上高2兆5800億円(同2.6%増)、営業利益900億円(同19.5%減)、経常利益1000億円(同16.6%減)、純利益650億円(同51.1%減)とした。
三菱自動車、2期連続の増収増益…全地域で販売好調 2019年3月期決算
2019年05月09日(木) 19時00分
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