アウディGLOSA

アウディは2月19日、米国の一部都市で導入している「V2I」(車両対インフラストラクチャー)サービス「TLI」=交通信号情報に、新機能「GLOSA」=青信号最適化速度推奨機能を導入すると発表した。

GLOSAは、信号機の情報と自車位置から、青信号点灯中に通過できる速度を計算、アウディバーチャルコクピットやヘッドアップディスプレイに表示、ドライバーに推奨する。推奨速度はもちろん制限速度内だ。これにより赤信号での停車回数を減らすのが狙い。

TLIは「アウディコネクト」を搭載したモデルに採用され、対応するアウディ車のディスプレイに、信号機に関する情報を表示する。GLOSAは2017年型以降の一部モデルに設定可能だ。

アウディは2016年、「トラフィックテクノロジーサービシス(TTS)」と共同でTLIサービスを開始した。全米13の都市圏、4700か所の交差点で、「Time-to-Green」とGLOSAを利用できる。

「Time-to-Green」では、信号機に近づくと、信号機データを、4G LTEといった高速インターネット経由で車載コンピュータに送信する。信号が赤の場合、青に変わるまでの時間が表示される。これで信号待ちのストレスを減らす。

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