日産自動車は2月12日、2018年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。減収減益となり、通期業績予想を下方修正した。
第3四半期累計のグローバル販売台数は前年同期比2.1%減の402万3000台となった。日本は同8.4%増の41万台、中国は同7.4%増の109万6000台と好調だったが、北米が同8.5%減の142万7000台、ロシアを含む欧州は同13.2%減の47万2000台と伸び悩んだ。アジア・オセアニア、中南米、中東、アフリカをはじめとするその他市場の販売台数は同1.9%増の61万9000台となった。
これらの結果、売上高は同0.6%減の8兆5784億円、営業利益は同13.9%減の3137億円。経常利益は同5.0%減の4718億円、四半期純利益は前年度にあった米国税制改革による影響額がなくなったことで、同45.2%減の3176億円となった。
通期連結業績見通しについては下方修正。売上高を11兆6000億円(前年予測比−4000億円)、営業利益を4500億円(同−900億円)、純利益を4100億円(同−900億円)とした。
日産自動車、最終利益45.2%減…通期予想を下方修正 2018年4-12月期決算
2019年02月12日(火) 18時15分
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