車酔いの症状を解消するメガネ、シトロエンの「シートロエン」

シトロエン(Citroen)は2月7日、車酔いの症状を解消するメガネ、「シートロエン」(Seetroen)の世界販売が1万5000本を達成した、と発表した。

このメガネには4つのリングが付いており、その中には青い液体が入っている。この液体が水平線の役割を果たし、車酔いの症状を抑えるという。もともとは船員向けに開発された技術だが、シトロエンはあらゆる交通手段で利用できるようにした。

メガネは、白のソフトタッチのプラスチック製だ。シトロエンのシンプルかつ人間工学的なスタイルを反映するために、パリに本拠を置くデザインスタジオ、「5.5」が設計を担当した。

車酔いの症状が表れるとすぐに、メガネを着用する。そうすれば10〜12分後、スマートフォンや本などを見ている間に、車酔いの症状が解消するという。

このメガネは、欧州で2018年7月、99ユーロで発売され、その後、全世界に販売を拡大した。そして、シートロエンの世界販売が1万5000本を達成。公式サイトでは2000万ビューを獲得した、としている。

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