マクラーレン 600LT スパイダー

マクラーレンオートモーティブは、マクラーレン『600LTスパイダー』(McLaren 600LT Spider)の日本での受注を開始した、と発表した。価格は3226万8000円で、3月以降に納車を開始する予定だ。

600LTスパイダーは、マクラーレン『570Sスパイダー』をベースにした高性能モデルだ。マクラーレンオートモーティブの中期経営計画の「Track25」ビジネスプランにおいて、3番目の新型車となる。

車名の「LT」とは、「ロングテール」の意味だ。伝説的なレーシングカー、マクラーレン『F1 GTR ロングテール』に由来する。専用のエアロパーツを装備して空力性能を向上。専用のカーボンファイバー製ボディパネルなどにより、ベース車両の570Sスパイダーに対して100kgの軽量化も果たす。

マクラーレン600LTスパイダーには、3.8リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。冷却システムに改良を施し、エキゾーストシステムの背圧を低減するなどして、最大出力600ps、最大トルク63.2kgmを引き出す。トランスミッションは7速「SSG」で、0〜100km/h加速2.9秒、最高速324km/hの性能を発揮する。

600LT スパイダーは、2019年3月からの期間限定生産車となる。英国サリー州 ウォーキングのマクラーレンプロダクションセンターにおいて、すべて手作業で生産される、としている。

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