トヨタのプレスイベント(CES 2019) (c) Getty Images

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は7日、米国ラスベガスで1月8日に開幕するCES 2019のプレビューにおいて、トヨタとレクサスのすべての新型車に2019年秋以降、「4G LTE」のコネクティビティ を搭載すると発表した。

トヨタはKDDI、AT&Tと協力して、トヨタとレクサス全車の4G LTEコネクティビティ対応を図る。2019年秋以降、全米の50州で発売される2020年モデルから、導入が開始される予定だ。

このサービスでは、車内をWi-Fiホットスポット化する。これにより、トヨタ車とレクサス車のユーザーが、複数のスマートフォンやタブレット端末の間でエンターテインメントをストリーミング、閲覧、共有できるようになる。AT&Tが無制限のデータプランを用意する。

また、遠隔操作によって、エアコンを始動させることもできる。顧客やディーラーに車両の状況を知らせる遠隔診断も可能。ナビゲーションシステムに目的地をダウンロードすることもできる。「セーフティコネクト」は、ボタンに触れるだけで24時間365日対応のコールセンターに接続できる。

トヨタRAV4新型(参考画像) レクサス UX(参考画像)