日産自動車(Nissan)は12月17日、取締役会を開催し、カルロス・ゴーン前取締役会長の後継者の選任について、継続協議していくと発表した。
同時に日産は、「ガバナンス改善特別委員会」を設置することを、取締役会において決議したことも発表した。ガバナンス改善特別委員会は、日産のガバナンスを改善するのが目的だ。
ガバナンス改善特別委員会では、ゴーン前取締役会長らによる重大な不正行為に関する調査結果に基づいて、日産のガバナンスの問題点に関する根本要因の解明を行う。
そのうえで、日産の取締役報酬の決定プロセスの改善をはじめ、ガバナンスの改善策を提言するとともに、将来にわたり世界をリードしていく企業として事業活動を行っていくための基盤となる健全なガバナンス体制の在り方を提言する、としている。
日産、取締役会長の選任を先送り…ガバナンス改善特別委員会設置へ
2018年12月17日(月) 21時47分
関連ニュース
- 日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表 (03月28日 18時15分)
- 東京E-Prix開催で日産自動車が公式パートナーに…フォーミュラE (03月21日 18時45分)
- ダットサンのスポーツカー:フェアレディは外せない…日産自動車の創立90周年 (12月26日 06時45分)
- 日産自動車創立90周年、源流のひとつが「プリンス自動車工業」 (12月25日 20時00分)
- 国立公園にEVで出かけると割引や特典…日本観光自動車道協会と日産自動車が連携 (10月04日 16時45分)