ZFは12月7日、今後4年間にドイツ・ザールブリュッケン工場へ8億ユーロ(約1030億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、電動化の促進のための総額30億ユーロ(約3850億円)の投資の一部だ。ザールブリュッケン工場は、ZFの主力トランスミッション工場のひとつ。同工場では8億ユーロの投資を、ハイブリッド車などの電動車向けのトランスミッションの生産にシフトするための改修費用に充当する。
ZFによると、ハイブリッドなどの電動化技術には大きな需要があるという。EVモードの航続が80〜100kmに伸びれば、日常走行のほとんどがEVモードだけで対応できるためだ。ZFは進化したハイブリッドドライブは、内燃機関車からEVへの橋渡し技術以上のものになると見込む。
ZFは、トランスミッションの生産に占めるハイブリッドドライブの割合は、今後数年間で10倍に増え、5割に到達する見通し、としている。
ZF、トランスミッションの生産を電動車向けにシフト…全体の5割へ
2018年12月10日(月) 10時00分
関連ニュース
- ヤマハ『YZF-R』ファンイベント 3月9日から全国7か所で (03月03日 07時15分)
- 注目は三菱副社長に日産常務が就任、そのほかZFの新型8速ATなども…有料会員記事ランキング (02月29日 15時15分)
- ハイドロプレーニング回避、タイヤと路面のデータをシャシーに伝達…グッドイヤーとZFがCES 2024で発表 (01月10日 17時00分)
- 【ヤマハ YZF-R125/R15 試乗】原2クラスに贅沢すぎるフルカウルSS、ありがとうヤマハ!…青木タカオ (12月31日 19時00分)
- ZF、民間整備工場向けの電動アクスル用リペアキットを投入 (12月01日 08時30分)