車酔いの症状を解消するメガネ、シトロエンの「シートロエン」

シトロエン(Citroen)は車酔いの症状を解消するメガネ、「シートロエン」(Seetroen)を開発、欧州で販売している。大陸欧州で7月に発売、12月5日からイギリスでも発売した。

メガネには4つのリングが付いており、その中には青い液体が入っている。この液体が水平線の役割を果たし、車酔いの症状を抑えるという。もともとは船員向けに開発された技術だが、シトロエンはあらゆる交通手段で利用できるようにした。

メガネは、白のソフトタッチのプラスチック製だ。シトロエンのシンプルかつ人間工学的なスタイルを反映するために、パリに本拠を置くデザインスタジオ、「5.5」が設計を担当した。

欧州での価格は99ユーロ(約1万2600円)だ。車酔いの症状が表れるとすぐに、メガネを着用する。10〜12分後、スマートフォンや本などを見ている間に、車酔いの症状が解消する、としている。

車酔いの症状を解消するメガネ、シトロエンの「シートロエン」