トヨタのプレスカンファレンス(広州モーターショー2018)

トヨタ自動車(Toyota)の中国部門は、広州モーターショー2018において、2018年の中国における新車販売台数が140万台を超えるとの見通しを発表した。

トヨタは2018年2月、2018年の中国販売目標を前年比9%増の140万台に設定していた。しかし、生産能力などの面から、この目標の達成は困難との見方もあった。

トヨタの中国における新車販売はここ数年、緩やかな成長を続けてきた。2015年は112万台、2016年は121万台、2017年は129万台を販売し、前年実績に対して6〜8%の伸び。しかし、2018年1〜10月では121万5100台を売り上げており、前年同期比は13%増と2桁増を記録している。

トヨタはこの勢いが持続すれば、2018年の中国新車販売台数が、目標の140万台を超えると見込む。なおトヨタは中国の自動車産業について、量的変化から質的変化へ構造改革の時代を迎えた、としている。