ZFは11月12日、「ZFデジタルコンベンション」をドイツ・フリードリヒスハーフェンの本社で開催し、デジタル化を促進すると発表した。
ZFのビジョンは、自動化され、快適かつ手頃な価格で世界中の誰でもアクセスできる安全なモビリティを実現すること。ZFはこの「次世代モビリティ」戦略の一環として、グループとそのシステムソリューションの両方を、次世代のデジタルシステムに早期に移行するという決断を下した。
このプロセスで重要なのは、技術的専門知識に加えて、新しいアイデアを開発するための空間を提供するオープンな企業文化になるという。ZFには14万6000人の従業員が在籍しており、彼らの可能性を最大限に発揮させるために、従業員の起業家精神を支援する環境を作っていく。
ZFは毎年、「デジタルイノベーションチャレンジ」を開催している。従業員はZFからの資金援助を受けながら、アイデアを実用化する機会が得られる。2017年のデジタルイノベーションチャレンジでは、次世代の音声認識システムとして、「Sound.AI」を開発している。
ZF、デジタル化を促進へ…次世代モビリティ戦略の一環
2018年11月13日(火) 16時30分
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