BMW 3シリーズツーリング 次期型プロトタイプを激写。「伝統のあれ」がないようにも見えるが…?《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWの欧州Dセグメント・セダン『3シリーズ』新型の派生モデルとなる、『3シリーズツーリング』次期型プロトタイプを、輸送中にカメラが捉えた。

Cピラーより前が完全露出した開発車両からは、セダンと同じデザインのフロントマスクが確認できる。カモフラージュされたリアからもL字型テールライトの一部、新デザインのルーフスポイラーなど、その要素が見て取れる。

気になるカモフラージュの下は、デザイン的サプライズが予想される。注目は、リアクォーターウィンドウだ。断定は出来ないが、よく見るとウィンドウの角がキックアップされている、BMW伝統のアイデンティティ「ホフマイスター・キンク」処理がされていないように見えるのだ。市販型ではどうなるか。

新型3シリーズツーリングは「CLAR」プラットフォームを採用し、現行モデルから50kg以上の軽量化が図られる。またホイールベースが延長されることから、フットスペースが向上するほか、ラゲッジスペースも拡大されるだろう。

ボンネットフードの下には、最高出力184psと258psを発揮する2リットル直列4気筒ターボガソリンエンジン、最高出力150psと190psを発揮するで2リットル直列4気筒ディーゼルエンジン、最高出力387psを発揮する3リットル直列6気筒を搭載する『M340i』などがラインアップされる。

また2リットル直列4気筒+電気モーターのPHV、及び、航続距離278マイル(450km)の『30e』、航続距離341マイル(550km)以上と思われる『40e』の2種EVモデルも予想される。

ワールドプレミアの場となるのは、2019年3月のジュネーブモーターショーが最有力だ。

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