日産ノートe-POWER《撮影 宮崎壮人》

日産自動車は11月8日、2018年4〜9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。販売の質的向上を目指し在庫削減を進めたことによる卸売り台数減少により、減収減益となった。

第2四半期累計のグローバル販売台数は前年同期比1.8%減の268万台となった。日本では全体需要が前年並みとなる中、同0.5%増の28万5000台。中国は同10.7%増の72万台となった。米国は同9.1%減の70万9000台、ロシアを含む欧州は同12.1%減の33万台。アジア・オセアニア、中南米、中東、アフリカをはじめとするその他市場の販売台数は同4.3%増の40万7000台となった。

これらの結果、売上高は同2.1%減の5兆5327億円、営業利益は同25.4%減の2103億円。経常利益は同10.7%減の3299億円、四半期純利益は同10.9%減の2463億円となった。

通期連結業績見通しは、売上高12兆円(前年比0.4%増)、営業利益5400億円(同6.0%減)、純利益5000億円(同33.1%減)とした前回予測を据え置いた。

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