三菱エクスパンダー

三菱自動車は11月6日、2018年4〜9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。売上高は前年同期比23.4%増の1兆1693億円、営業利益は同28.6%増の569億円と大幅な増収増益となった。

第2四半期累計のグローバル販売台数は、前年同期比19%増の59万4000台となった。アセアン地域では、インドネシアの次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』や、タイを中心としたピックアップトラック『トライトン』の販売がそれぞれ好調で、同36%増の15万2000台となったほか、インドネシアでの生産能力増強に伴いエクスパンダーの輸出を拡大。中国他地域では、現地生産の『アウトランダー』の販売が好調で同19%増の8万2000台。中国ではエクリプス クロスの現地生産・販売を開始する予定だ。また欧州地域では、西欧他地域でエクリプス クロスが、ロシア他地域で現地生産のアウトランダーが好調で、同29%増の11万2000台となった。

この結果、売上高は同23.4%増の1兆1693億円。営業利益は増収に資材費等コスト低減の効果なども加わり同28.6%増の569億円、経常利益は同12.8%増の683億円、純利益は同7.2%増の519億円となった。

通期連結業績見通しは、売上高2兆4000億円(前年比9.5%増)、営業利益1100億円(同12.0%増)、経常利益1250億円(同13.5%増)、純利益1100億円(同2.2%増)とした前回予測を据え置いた。

三菱エクリプスクロス《撮影 雪岡直樹》