ホンダ・シビックセダン

ホンダオブザUKマニュファクチャリングは11月1日、『シビック』のポップアップフードシステム対応ボンネットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年8月4日〜10月30日に製造された1079台。

ポップアップフードシステムは、歩行者と衝突した瞬間、 ボンネットフードの後ろ側を約10cm持ち上げエンジンルーム内に空間を持たせ、くぼみやすくすることで歩行者の頭部への衝撃を和らげる衝突安全システム。今回、同システムの左右ボンネットヒンジおよびボンネット組付け作業指示が不適切なため、誤った仕様の部品が組付けられているものがあることが発覚。そのため、衝突時にボンネット後端が十分に上がらず、最悪の場合、歩行者頭部および脚部保護の基準を満足しないおそれがある。

改善措置として、全車両、全車両、左右ボンネットヒンジとボンネットを点検し、誤った仕様のボンネットヒンジまたはボンネットが組付けられている場合は正規品と交換する。

不具合および事故は起きていない。社内情報により発見した。

改善箇所