コンチネンタル(Continental)は10月17日、機械学習を導入して先進運転支援システム(ADAS)を開発した、と発表した。
この先進運転支援システムは、コンチネンタルがドイツのダルムシュタット工科大学と共同開発。システムは、ドライバーの運転スタイルに適応し、ドライバーの行動や注意レベルを評価し、ドライバーが事故を起こさないように支援する。
機械学習を導入して開発された先進運転支援システムのひとつが、「左折(日本では右折)アシスタント」。交差点での事故の代表的なものに、右折車と直進車の衝突事故がある。コンチネンタルの先進運転支援システムでは、右折時に対向してくる直進車との間に、充分な距離があるかどうか、車両のレーダーが自車の位置データ、対向車の速度や距離などのデータから判断し、メーター内に表示する。
また交差点では、自動車が右折(日本では左折)の際、横断歩道を渡っている歩行者や自転車との衝突事故も起こる。コンチネンタルの先進運転支援システムでは、ドライバーが横断歩道を渡っている歩行者や自転車を認識しているか、車内のカメラがドライバーをモニター。ドライバーが認識していない場合、メーター内に警告を発する。衝突が回避できないと判断された場合には、自動で緊急ブレーキが作動する。
コンチネンタル、交差点事故を減らす先進運転支援システム開発…機械学習を導入
2018年10月19日(金) 13時30分
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