コンチネンタル(Continental)は10月8日、最新の48Vのマイルドハイブリッド技術を開発した、と発表した。これにより、ガソリン/ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)をさらに削減する、としている。
コンチネンタルの48Vマイルドハイブリッド技術は、実際の市街地走行でおよそ21%の燃費削減が可能。すでに、ルノー『セニック』と『グランセニック』のディーゼル車に、48Vのマイルドハイブリッド車を設定。48Vマイルドハイブリッドと独自の触媒ソリューションが、ディーゼルエンジンの窒素酸化物の排出量を、実走行で最大60%削減するという。
コンチネンタルの最新の48Vマイルドハイブリッド技術はエンジン一体設計とし、電動アシストの排気ガス後処理機能(2つのSCR触媒とEMICATと呼ばれる電気加熱触媒)を組み合わせたのが特徴。これらの新機能は、48Vマイルドハイブリッド車が生み出す電気エネルギーによって作動し、さらなる排出ガス削減や燃費向上を可能にするという。
この最新の48Vマイルドハイブリッド技術を搭載した第2世代の「スーパークリーン電動ディーゼル」の場合、NOx排出量は、テストサイクル全体で35mg/km以下に削減。CO2排出量も最大10g/km削減する、としている。
コンチネンタル、最新48Vマイルドハイブリッド開発…排ガスのクリーン化をさらに追求
2018年10月09日(火) 16時04分
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