パイオニア AVIC-BZ500 III

パイオニアは、業務機能などを一元管理できる業務用カーナビゲーション「B.PROカーナビ」の新商品2機種を12月上旬より順次発売する。

近年、業務車両の運行効率化や安心・安全な運行の推進を目的に、車両に関わるさまざまなシステムやクラウドサービスを導入する企業が増えている。パイオニアのB.PROカーナビは、必要なアプリケーションを追加して任意の業務機能を追加できるほか、本機と接続した外部機器の操作も行えるなど、さまざまな業務機能や車載機器を一元管理できる。

新商品は、「オーバーレイ表示機能」を新たに搭載。業務をサポートするさまざまな情報を、ポリゴンやポリライン、オリジナルアイコンとしてカーナビの地図上に重ねて表示できる。業務に必要な位置に関わる情報を、地図上に分かりやすく表示して誘導や安全運転支援を行えるほか、エリアごとの需要予測を表示したり、移動時に回避させたいエリアや大型施設への進入経路の表示、業務に関わる施設の地点表示など、用途に応じた使い方ができる。

その他、危険挙動警告機能への「バック速度超過警告」の追加や、一時停止案内アイコンおよびBluetooth設定画面の多言語表示対応など、業務に関わる幅広いニーズに応える新機能を搭載している。

メインユニットタイプの「AVIC-BZ500 III」は12月上旬、オンダッシュタイプの「AVIC-BX500 III」は2019年1月下旬より発売。価格はいずれもオープン。

パイオニア AVIC-BX500 III システム概念図例 アプリケーションを追加できるプラットフォームを採用 オーバーレイ表示機能 一時停止案内アイコンとBluetooth設定画面の多言語表示対応