360°ビュー・モニター

マツダは9月25日、第12回キッズデザイン賞にて、1製品、1制度が受賞したことを発表した。

「死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた360°ビュー・モニター」が、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門(子ども部門):経済産業大臣賞賞(優秀賞)を、「マツダで働く『ひと』の力で、地域への貢献を目指すスペシャリストバンク制度」が子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門:キッズデザイン賞を、それぞれ受賞した。

キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という3つのデザインミッションを実現するための優れた製品・空間・サービスを選び、広く社会へ伝えることを目的とした顕彰制度。受賞作品には、「キッズデザインマーク」の使用が認められる。マツダの自動車技術が同賞を受賞するのは、2014年の「子ども視点で開発するMAZDA TECHNOLOGY FOR KIDS(マツダ・テクノロジー・フォー・キッズ)」(内閣総理大臣賞)以降5年連続となる。

「死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた360°ビュー・モニター」は、車両のフロント・サイド(左右)・リアの4つのカメラを使ってセンターディスプレイに周囲の映像を表示し、ドライバーからは見えない領域の認知をサポートするシステム。今回の受賞では、「SUVなど車高の高い車種では地面に近い位置など、運転席からの死角も多くなり、巻き込み事故につながるだけでなくドライバーの心理的負担も増す。本作品はこの状況に対する優れた課題解決提案である。同社の子ども視点かつドライバー心理に対する安全対策を体系的に進化させ続けている開発姿勢に共感する」と高い評価を得た。同システムは、最新の『デミオ』『アクセラ』『アテンザ』『CX-3』『CX-5』『CX-8』に設定している。

また「マツダで働く『ひと』の力で、地域への貢献を目指すスペシャリストバンク制度」は、専門的な知識・技術・技能、長年培ってきた特技や趣味などを持つマツダグループ企業の従業員・OBを、地域のさまざまな要請に応えて派遣する人材バンク。1994年に広島市で開催された「第12回アジア競技大会」のプレ大会をきっかけに誕生し、2017年度は、スポーツ、職業講話、環境授業など、子どもを対象とした活動を32件(対象が子ども以外のものを含め全体で62件)実施。活動を通して、派遣先・講師ともに得られるものが多く、地域のニーズにマッチしながら人材の成長にもつなげられるという、Win-Winの仕組みを構築していることが評価された。

360°ビュー・モニター