スズキのインド部門、マルチスズキは8月20日、上級セダンの『シアズ』(Suzuki Ciaz)のガソリンエンジン全車に、新開発の「スマートハイブリッド」を搭載すると発表した。
シアズは2013年春、上海モーターショー2013において、『オーセンティックス』の名前でワールドプレミア。その後、デリーモーターショー2014では、シアズに車名を改め、インドデビューを果たした。インドでは、ミッドサイズのプレミアムセダンとして販売されており、累計販売は22万台を超えている。
このシアズのガソリンエンジン全車が今回、新開発のスマートハイブリッドを搭載。新型の1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムとなる。
1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力105ps、最大トルク14kgmを発生。新開発のスマートハイブリッドでは、トルクアシスト機能によって、加速時などにエンジンのパワーをアシスト。減速時には、エネルギーの回生を行う。アイドリングストップも採用。
燃費は21.56km/リットル。マルチスズキは、ガソリン全車のマイルドハイブリッド化は、インドのミッドサイズプレミアムセダンセグメント初。クラスをリードする燃費性能、としている。
マルチスズキの上級セダン、全車が新開発マイルドHV搭載…燃費は21.56km/リットル
2018年08月21日(火) 09時00分
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