新東名(参考画像)

NEXCO中日本は8月10日、新東名高速 御殿場ジャンクション(JCT)〜浜松いなさJCTの6車線化について、国土交通大臣の事業許可を受けたと発表した。

新東名および新名神高速は、基本的に完成6車線で計画されていたが、工費や工期削減のため、6車線の道路幅を確保しながら暫定4車線で運用している部分も多い。新東名/新名神の総延長(現在)は349km、このうち236kmが6車線に対応する道路幅を確保しているが、実際に6車線で運用しているのは半分の118kmに過ぎない。

御殿場JCT〜浜松いなさJCT間は現在、総延長145kmのうち55kmを6車線で運用。今回の事業許可により残り89kmを6車線化し、全線6車線とする。なお今回の6車線化は、トラック隊列走行をはじめとした自動運転による物流効率化に向けた取り組みの一つでもある。

またNEXCO中日本およびNEXCO西日本は、三大都市圏をつなぐダブルネットワークの安定性・効率性を向上させるため、 新東名(御殿場JCT〜浜松いなさJCT以外)、新名神の6車線化に向けた本格的な調査を開始することも合わせて発表した。

新東名・新名神の6車線運用区間 構造物対応状況