ダイムラーのモビリティサービス「moovel」のイメージ

ダイムラーは8月2日、同社のモビリティサービス「moovel」の利用者が、全世界で500万人に到達した、と発表した。利用者は過去1年で、前年同期比71%増の200万人増加している。

Moovelは、マルチモーダルおよびオンデマンドなモビリティサービス。2015年にサービスの提供を開始した。バス、地下鉄、車や自転車のシェア、タクシーなど、さまざまな種類の公共交通機関を束ねて、マルチモーダルな輸送ソリューションを形成することを指す「サービスとしてのモビリティ(MaaS)」のひとつ。

moovelは、予約や支払い機能を持ち、さまざまな移動手段をインテリジェントかつシームレスに結んで利用できるようにすることで、ユーザーに大きな付加価値を提供。都市におけるプライベートな移動という課題に対する解決策も追求している。

今回、このmoovelの利用者が、全世界で500万人に到達。利用者は過去1年で、前年同期比71%増の200万人と急増した。ダイムラーは、米国ではmoovelが、モバイルマーケティングソリューション市場において主導的地位にある、としている。