市販型プロトタイプがついに公開された新型トヨタ『スープラ』だが、未だ明かされないそのコックピットを激写することに成功した。センタークラスタに備わった大型ディスプレイを、初めて完全な形で捉えた。
大部分は隠されているものの、大型インフォテイメント・ディスプレイ、スクエア基調のエアコン吹き出し口、パドルシフトを備える革巻きマルチファンクション・ステアリングホイールが確認できる。
さらに注目なのが、センターコンソールの“BMW風”縦型シフトノブとコマンドダイヤルだ。新型スープラはBMWとの共同開発となり、新型『Z4』の兄弟車となることは既報の通りだが、シフトまわりをはじめ、インテリアにはBMWのテイストがかなり反映されるようだ。いずれにせよ、完成度から見てこれが市販型コックピットで間違いないだろう。
直6が搭載されること以外、正式な発表がされないパワートレインは、デュアルクラッチ・トランスミッションと組み合わされる2種類の2リットル直列4気筒エンジンをラインアップ。またトップモデルは、3リットル直列6気筒オーバーブースト付きターボエンジンを設定。最高出力は、下から200ps、250ps、そして340psが予想されている。
「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」で公開されたのは、市販型プロトタイプのエクステリアのみ。正式な市販型は、2019年以降のモーターショーでのワールドプレミアが予想されている。
トヨタ スープラ 新型、運転席を独占スクープ! シフトまわりはBMW風?
2018年07月14日(土) 08時00分
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