ダイムラーは7月9日、中国北京市の清華大学との協力関係を拡大し、自動運転やインテリジェントモビリティの分野で共同研究を行うと発表した。
2012年秋、ダイムラーと清華大学は、共同で研究センターを開所。中国での持続性のある移動手段の研究を進めてきた。当初の主な研究内容は、中国の交通の特徴、車両の安全性、交通情報に関する技術など。
今回、ダイムラーと清華大学は、自動運転やインテリジェントモビリティの分野にも共同研究を拡大すると発表。すでに両者は、ITイノベーションや研究のインターンシッププロジェクトの面でも、協力関係を拡大。今回はさらに、中国での自動運転の実用化を目指して、研究の取り組みを強化していく。
今回の協力関係拡大の調印式には、ドイツのメルケル首相と中国の李 克強首相も出席。ダイムラーは、中国での自動運転の研究開発に注力。すでにアクティブ&パッシブセーフティ、事故調査、交通情報サービスや車両インフラの統合、メガシティの交通規制研究などの分野において重要な成果を得た、としている。
ダイムラー、自動運転やインテリジェントモビリティを共同研究…中国の大学と協力拡大
2018年07月10日(火) 17時15分
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