ケビン・シュワンツ氏

スズキは、「"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第41回大会」(7月26〜29日)に参戦する主要チームの体制を発表した。

ヨシムラスズキMOTULレーシングチームは、スズキMotoGPテストライダーであるシルバン・ギントーリ、津田拓也の両選手、ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)で活躍中のブラッドリー・レイ選手、また、今年からヨシムラスズキMOTULレーシングに加入し、全日本ロードレース JSB1000クラスに参戦中の渡辺一樹選手の4名を招集することを発表。この4人の中から事前テストの結果や体調などを考慮した上で、ベストな3人をセレクトする予定だ。

TeamKAGAYAMAはチームコンセプトを「U.S.A.」とし、元WGPチャンピオンのケビン・シュワンツ氏を総監督に迎え、Moto2クラスに参戦している21歳の米国人ライダー ジョー・ロバーツ選手を起用。チーム名を「TeamKAGAYAMA U.S.A.」として参戦。昨年に続き、チームオーナー兼全日本ロードレース JSB1000クラス参戦ライダーの加賀山就臣と今期はスペイン選手権スーパーストック1000クラスへ参戦中の浦本修充の両選手で脇を固め2015年以来の表彰台獲得を目指す。

エスパルスドリームレーシング・IAIは、第1ライダーに、チーム代表兼全日本ロードレース JSB1000クラス参戦ライダーでもある生形秀之選手、第2ライダーには、BSBでの優勝や、鈴鹿8耐への2度参戦など、経験豊富な英国人ライダーのトミー・ブライドウェル選手の起用を発表。第3ライダーにも強力なライダー起用を示唆し、本番へ向け調整を進める。

また、MotoMapSUPPLY はGSX-R1000Rのポテンシャルの高さを証明するべく、SSTクラスという市販車に最も近い形での車両でエントリーを発表。ライダーは今野由寛選手、スズキMotoGP開発ライダーの青木宣篤選手、そして、2017年のオーストラリアスーパーバイク選手権(ASBK)チャンピオンのジョシュ・ウォーターズ選手が昨年に続き参戦。上位入賞を目指す。

なお、7月28日(土)・29日(日)にスズキブースで開催されるイベントでは、トークショーやサイン会などにケビン・シュワンツ氏が参加予定。詳細時間等は決定次第、近日公開予定のスズキ鈴鹿8耐特設サイト内にて発表する。