コンチネンタルとオスラムは7月3日、両社の合弁会社のオスラムコンチネンタルが業務を開始した、と発表した。
オスラムコンチネンタルは、ドイツ・ミュンヘンに本拠を置き、グローバルに事業を展開。製品には、ヘッドライトやテールランプ用のLEDモジュール、レーザーモジュール、ライトコントロールユニットなどの半導体ベースのライティングモジュールなどがある。
コンチネンタルによると、自動車向けのライティング市場は、技術的転換点に差しかかっているという。一般的なライティングシステムと同様、自動車向けライティングシステムは半導体ベースのライティングソリューションに移行しつつあるためだ。車内の照明や新しいライティング設計、アプリケーションがインテリジェントになるにつれ、半導体ベースの技術、ソフトウェア、エレクトロニクスの持つ重要性が高まっている。
その結果、半導体ベースのヘッドライト市場は、毎年2桁成長を見せている。市場調査によると、2025年に新車の2台に1台は、半導体ベースのライティングソリューションを装備していると予想されている。
オスラムコンチネンタルでは、ライティングシステム、センサー、エレクトロニクスをシームレスにひとつのアプリケーションに組み込むために、自動車業界と密接に連携する予定。
例えば、ライティングシステムとセンサーを1つのモジュールに組み込むことや、ドライバー、その他の道路利用者、および周辺環境とのライトを使ったコミュニケーションなど、先進運転支援システム(ADAS)の一部となるインテリジェントなライティング機能の開発を推進していく、としている。
コンチネンタル、半導体ベースの車向けライト開発を強化…先進運転支援の一部に
2018年07月04日(水) 17時00分
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