前方の交差点で右折していたクルマを避けて左側方を通過しようとしていた大型トレーラーが路外に転落するという事故が起きた。トレーラーは炎上してしまったが、運転者は延焼前に車外へ脱出している。

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28日午後0時30分ごろ、北海道浜中町内の国道44号を走行していた大型トレーラーが道路左側の路外へ転落する事故が起きた。トレーラーは炎上しており、運転していた男性が重傷を負っている。

北海道警・厚岸署によると、現場は浜中町茶内橋北東付近で片側1車線の直線区間。大型トレーラーは前方の交差点で右折しようとしていた乗用車を左から追い抜こうとした際、そのまま道路左側の路外へ転落した。

トレーラーは横転中破し、直後に炎上した。運転していた40歳の男性は延焼前に自力で車外へ脱出したが、骨折などの重傷を負い、近くの病院へ収容されている。約1時間30分後に消火したが、車両は全焼している。

現場は見通しの良い直線区間。警察ではトレーラー側がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は幅員もそれなりに広いのだが、右折車を避けた大型車が左側方を通り抜けられるほどの広さではなかった。路外に転落したということは「目測を誤った(通り抜けられると思っていた)」ということなのだろう。