メルセデスベンツは6月22日、メルセデスベンツ乗用車の新エンジン工場がポーランドに完成した、と発表した。新世代ハイブリッド車向けのエンジンを生産する計画。
メルセデスベンツを擁するダイムラーは、新工場の建設に、第一段階として、およそ5億ユーロ(約640億円)を投資。メルセデスベンツ乗用車ブランドにとっては、ポーランドで最初の工場になる。新工場は、ポーランド西部のヴロツワフから、西に約70kmに位置するJaworに位置する。
新工場は、2019年に稼働する予定。メルセデスベンツ乗用車向けの4気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンを生産し、新世代ハイブリッド車にも搭載していく。
この新世代ハイブリッド車には、48Vのマイルドハイブリッドの「EQブースト」と呼ばれるシステムを採用。直列4気筒エンジンには、48Vのベルト駆動のスターター/オルタネーターを組み込み、加速時などに、モーターのパワーがエンジンをアシストする。
また減速時には、スターター/オルタネーターがエネルギーをバッテリーに回収。エンジン負荷の少ない巡航時には、エンジンを休止し惰性走行(コースティング)させて燃費を向上させる、としている。
メルセデス、新世代48VマイルドHV用エンジン生産へ…新工場が完成
2018年06月25日(月) 17時15分
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