フォルクスワーゲングループの中国佛山新工場の開所式

フォルクスワーゲングループは6月22日、中国に新工場を開所した、と発表した。

この新工場は、中国の広東省の佛山市に立地。フォルクスワーゲングループと第一汽車(FAW)の中国合弁、一汽フォルクスワーゲンの工場となる。

新工場は、フォルクスワーゲングループの電動モビリティ戦略「ロードマップE」をさらに押し進めるために建設された。フォルクスワーゲングループは2025年までに、中国で年間150万台のNEV(ニュー・エナジー・ビークル=EVやプラグインハイブリッド車)を販売する計画。今後7〜8年間で、40のNEVを発売する構想を掲げている。

フォルクスワーゲングループは2020年までに、電動車向けモジュラー車台の「MEB」をベースにした新型車を、佛山市の新工場で生産開始予定。バッテリーの生産も現地で行う計画。最新技術を搭載したフォルクスワーゲンとアウディの両ブランドの電動モデルを、佛山新工場で生産する、としている。