車両安全対策検討会のメンバー

国土交通省は、安全性を確保した自動運転の早期実用化に向けて、自動運転車両が満たすべき安全性に関する要件や安全確保のための方策についての検討を開始する。

2016年6月に交通政策審議会自動車部会でとりまとめられた「今後の車両安全対策のあり方に関する報告書」では、子供・高齢者の事故への対応や、自動走行など新技術への対応などを柱として、自動車の安全対策を推進していくこととされた。

また、2018年4月に政府が策定した「自動運転に係る制度整備大綱」では、自動運転車が満たすべき安全性に関する要件や安全確保のための方策について検討、2018年夏頃を目途にガイドラインとしてとりまとめることとされている。

これらを受けて、今回、2018年度第1回車両安全対策検討会では、自動運転車が満たすべき安全性に関する要件や安全確保のための方策についての検討のほか、国連の自動車基準調和世界フォーラムにおける国際基準の策定状況を踏まえた自動車の安全基準の拡充・強化をはじめとする具体的な車両安全対策について検討する。

22日に第1回車両安全対策検討会を開催する予定だ。