ミシュランは6月18日、今年のルマン24時間耐久レースにおいて、優勝したマシンにおいてミシュラン製タイヤが重要な役割を果たした、と発表した。
今年のルマン24時間耐久レースでは、最高峰のLMP1クラスにおいて、トヨタ・ガズー・レーシングの「TS050ハイブリッド」が、ワンツーフィニッシュを達成。トヨタにルマン初勝利をもたらした。このトヨタの2台に加えて、LMP1クラスの3〜4位に入ったレベリオンレーシングの「R13ギブソン」も、ミシュラン製タイヤを装着していた。
ミシュランは、2018年のルマン24時間レースのために、パートナーに新開発のソフト、ミディアム、ハードコンパウンドのスリックタイヤを提供。ミシュランによると、これらの新しいタイヤを、トヨタのLMP1ハイブリッドマシンだけでなく、ノンハイブリッドを含む他の5チームの最新LMP1マシンの特性に合わせることに、苦労したという。
また、LM-GTE Proクラスでは、ポルシェGTチームの『911 RSR』がワンツーフィニッシュを達成。3〜4位のフォード『GT』、5位のシボレー『コルベットC7.R』、6位のフェラーリ『488GTEエボ』など、クラスの全マシンがミシュランタイヤを履いていた。
ミシュランは、開発段階での重要な目的はLMP2パートナーの要求を満たす一方、アストンマーティンやBMWなど新型マシンを投入したLMGTEクラスの自動車メーカーとも緊密に協力することだった、としている。
ルマン24時間 優勝マシンがミシュラン製タイヤ装着…新開発タイヤ
2018年06月19日(火) 17時49分
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