ZFは6月18日、電動車軸駆動システム(eVD)とオートメイテッド・マニュアル トランスミッション(AMT)を、1つのシステムに統合した「eAMT」を開発した、と発表した。
eAMTは、FFコンパクトカー向けに電動4WDを可能にするためのシステム。エンジン横置き搭載車用の電動リアアクスルで、常にトラクションが得られる設計としている。
ZFによると、駆動方式FFを基本とする価格重視のコンパクトカーのパワートレーンを電動化する際、最大の課題はコストとシステムの設置スペースになるという。
eAMTを導入すれば、エンジン横置き搭載車でも、本格的なプラグインハイブリッドドライブを採用することが可能。これにより、既存のプラットフォームを使用しながら、プラグインハイブリッドシステムを搭載することができるという。
ZFは、eAMTの性能や快適性は、より高価なトルクコンバーターやデュアルクラッチトランスミッションとほぼ同等、としている。
ZF、新型パワートレイン開発…低価格FF車の電動化を可能に
2018年06月19日(火) 13時30分
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