BMWグループは6月15日、中国上海市に新たな研究開発センターを開設した、と発表した。
上海の新たな研究開発センターは、BMWグループが自動運転、デジタルサービス、未来的なデザインなどを重視して開設したもの。ハイテク企業とのコラボレーションも拡大していく。
上海の研究開発センターは、将来のモビリティ動向と革新的なデザインに焦点を当てた4つの部門で構成。デジタル製品&サービス、デジタル化カスタマーインターフェース、コネクテッドな自動運転ラボ、Designworks上海スタジオ、の4部門となる。
このうち、デジタル製品&サービス部門は、「BMWコネクテッド」などのデジタルサービスを中国で開発し、総合的なモビリティエコシステムの構築を目指すもの。BMWコネクテッドは、iPhoneやApple Watchなどを介して、車両をユーザーのデジタルライフにシームレスに統合する。これは、非常に柔軟なクラウドベースシステム、「BMWオープンモビリティクラウド」によって作動する。
またDesignworks上海スタジオは、研究開発チームを200人以上の技術専門者とデザイナーで構成。90%以上が中国人で、ビッグデータ、ロボット工学、AI(人工知能)、ヒューマンマシンインタフェース、機械工学、ビジネスモデル開発などを手がけている、としている。
BMW、新たな研究開発センター開設…コネクトカーや自動運転を重視
2018年06月18日(月) 16時15分
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