BMWグループは6月15日、フランス・サルテサーキットで開催中のルマン24時間耐久レースの会場で初公開した新型BMW『8シリーズクーペ』に「BMWオペレーティングシステム7.0」を搭載すると発表した。
BMWオペレーティングシステム7.0は、次世代のBMWの表示および操作システム。完全にデジタル化されたシステムで、従来以上にドライバーの要求に緻密に合わせることができるよう設計されている。具体的には、見やすいレイアウトや構造、直感的な操作、カスタマイズ可能な表示のおかげで、ドライバーに適切な情報を、常に最適なタイミングで伝えられるようにデザインされた。
新デザインのフルデジタルコクピットには、ナビゲーションの地図を表示する場所だけでなく、個別に選択した内容の表示スペースが設けられた。センターコンソールに組み込まれたコントロールディスプレイの表示は、シームレスかつ均一にデザインされており、直感的なタッチ操作ができる。
また、リアルタイムで内容が表示される最大10種類の自由に構成可能なパッドを2〜4個、メインメニューに表示。BMWによると、フラットなメニュー構造によって、すべての設定や機能に素早くアクセスできるという。
さらに、BMWオペレーティングシステム7.0では、ドライバーと車両の間のマルチモーダルインタラクションも向上させた。ドライバーはiDriveコントローラー、タッチ操作、音声入力、ジェスチャーコントロールのいずれかを選択できる。
BMW 8シリーズ 新型、オペレーティングシステム7.0搭載…フルデジタルコクピットも
2018年06月18日(月) 11時00分
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