フォルクスワーゲングループのEA189型ディーゼルエンジンのリコール内容

フォルクスワーゲンは6月13日、ドイツの検察当局から罰金10億ユーロ(約1300億円)を科す行政処分を受けた、と発表した。

今回の行政処分は、フォルクスワーゲンの排ガス案件に対して科せられたもの。検察当局によると、フォルクスワーゲンのパワートレーン開発部門による車両テストでの違反を認定したという。

米国とカナダで販売された第3世代の「EA288型」のディーゼルエンジン搭載車と、全世界で販売された「EA189型」のディーゼルエンジン搭載車の合計でおよそ1070万台が該当。2007年中頃から2015年までの間、これらの車両には許可されていない不正なソフトウェアが搭載され、販売されたという。

なお、フォルクスワーゲンは、この罰金を認め控訴を提起しない、としている。