BMW X5 新型

BMWグループは6月6日、新型BMW『X5』に最新の車載コネクティビティを採用すると発表した。

新型X5には、「BMWライブ・コクピット・プロフェッショナル」を装備。アダプティブナビゲーションシステム、20GBのメモリと2つのUSBポート、BluetoothとWi-Fiインターフェースを備えたハードドライブベースのマルチメディアシステムをセットした。

新型には「BMWデジタルキー」を設定。近距離無線通信規格の「NFC」技術を採用しており、スマートフォンからの車両のロックとロック解除が可能。一般的なキーなしで、車両を動かすことができる。車内でスマートフォンをワイヤレス充電または専用トレイに置くと、エンジンが始動できる。ドライバーは自動的に検出され、車両キーまたはBMWデジタルキーを使用するか、コントロールディスプレイでユーザーを選択して正しいPINを入力することで、個人設定が有効になる。BMWコネクテッドアプリからアクセスできるBMWデジタルキーは、最大5人で共有することが可能。

新型X5には、SIMカードが車両に標準装備されており、ニュース、天気、オフィス、オンライン検索などの車両アプリへのアクセスが可能になる。また、車両の現在位置や事故の程度を検知する機能を持つ「インテリジェント・エマージェンシー・コール」も利用できる。

新型X5には、「コネクテッド・パッケージ・プロフェッショナル」を設定。リモートサービス、コンシェルジュサービス、リアルタイム交通情報が含まれる。ユーザーは「コネクテッドドライブストア」を通じて、さまざまなデジタルサービスをダウンロードできる。

新型X5では、BMWコネクテッドのデジタルサービスを通じてインテリジェント・ネットワークに接続され、車両とユーザーのデジタルワールドを結び付ける。このデジタルサービスは、オープン・モビリティ・クラウドによってスマートフォンやスマートウォッチなどのデバイスを通じて、新型X5への接続が可能。これによって、シームレスなネットワークが実現する。このサービスはドライバーごとにパーソナライズされ、ドライバーの状況に即したインテリジェントな運用が行われる。

BMWコネクテッドで新型X5と接続できるデバイスは、アップルの「iOS」やグーグルの「アンドロイド」を搭載したスマートフォンだけでなく、「アップルウォッチ」などのスマートデバイス、アマゾン「エコー」が含まれる。アマゾン「エコー・アレクサ」を利用して、自宅から音声操作で新型X5の燃料残量を確認したり、リモートサービスによって車両をロックしたり、空調システムを起動したりすることが可能になる。

また新型X5には、「マイクロソフト・エクスチェンジ」の機能を組み込み、マイクロソフトの「Office365」のユーザーがメール、カレンダー、連絡先などを交換・編集できる、としている。

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